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確定申告を早期提出するエクセルのテクニックはありますか?

2016年2月27日 / 所得税  / 個人事業主の確定申告

■確定申告の早期提出のエクセルでのテクニック
個人事業主は、収支内訳書や青色申告決算書等、P/Lに該当する書類を作成することになります。そのときは本年度の書類を作成するだけではなく過年度のデータと比較するとよりベターです。それによって異常値や経費漏れがとても見つかりやすくなります。費目毎(勘定科目毎)に数年分の比較まで詳細にcheckすることでより精度が上がります。

エクセルで
縦軸を費目(勘定科目)
横軸を年度にして
「費目別の対売上比」
「前年との増減率」
「売上原価率」
などを%で比較を行います。

・例えば、決算書の地代家賃の住所。
給与を支払った人の金額、年齢。
生命保険料控除欄に生命保険の会社名。
案外記載漏れしているから再check。
 

・仕訳入力は会計ソフトとエクセルの両方を使うと早いです。使い分けの妙。

・確定申告は、期限まで時間はあまりありません。
12月31日が個人事業主の決算(〆)です。
原則3月15日が期限なのでおよそ2か月半の時間です。
今更一つ一つの取引を会計ソフトに仕訳しても時間のロス。
先ずはエクセルで集計。
それを1週間毎、かつ、費目毎にまとめて仕訳するとスピードは5倍以上にあがります。
電卓など手を使わずに先ずは頭を使うことが肝要です。

・「利益がでてないから、確定申告しなくても構わない。」
という誤解がありますが、、、
それは違います。。
無申告加算税などペナルティを受けることがあるので確定申告はキチンと行う必要があります。

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